「福岡ママラボ」を通じて実現したいことの1つとして、ママフリーランス勉強会を実施したいと書かせていただきました。
最近は新型コロナウイルスの流行で新しい働き方に注目が集まっていますよね。
企業や飲食店などが大きく打撃を受け、「失業した」、「給与が減った」といったようなニュースを頻繁に耳にするようになりました。
1つの場所で雇われて働き続けることが厳しくなってきたと感じた人も増えたのではないでしょうか。
コロナという危機が自分自身の生き方や働き方を見つめなおすきっかけとなり、「在宅」や「フリーランス」、「副業」という言葉も広く知られるようになりました。
今回はママがフリーランスで働くことのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
フリーランスとは何なのか?
そもそもフリーランスって何でしょうか?
フリーランスとは会社や団体に所属せず、個人で仕事を請け負って収入を得る働き方のことをいいます。
ちなみに開業届を出せば、税法上の個人事業主に区分されます。
ですので、「フリーランス=個人事業主」ではありませんが、
フリーランスという働き方をしている個人事業主というのは多く存在します。
さて、フリーランスと聞いて思い浮かぶ職業はありますか?
プログラマやWebデザイナー、カメラマン、ライター、イラストレーター、ピアノ講師や翻訳家など様々な職業があります。
私は大学を卒業したら会社で働いて収入を得る…それが働くということだと思っていました。
ですが、よく周りを見渡すと、会社に雇われない働き方があるのだと気付かされました。
【経験談】フリーランスになるしか選択肢がない!
私の経験を少し話しますね。
息子は体が弱かった…
私には4歳と0歳の息子がいます。
長男の小さい頃は体が弱く、すぐに風邪を引いて高熱を出したり、頻繁に体調を崩したりしていました。
長い時は数ヶ月にも渡り入院したほどです。
子どもの体調が悪い時や入院時には、いつもよりもお世話が必要になります。
私は出産を機に退職していたので、24時間の付き添い入院でもなんとかやっていくことができました。
しかし、外で働いていたら…会社に所属したままで数ヶ月にも渡る入院生活を乗り切ることができたのだろうかと思います。
ママの思いとは裏腹に、重くのしかかる育児負担
当初、私は落ち着いたら再就職をしたいなぁと考えていました。
しかし、現実には思うようにはいかず、子どもが体調不良を繰り返していました。
ただでさえ難しい再就職なのに、仮に再就職ができたとしても、この状態では仕事が務まらないと思いました。
そこで、会社員ではない働き方を考えるようになったんです。
自分自身が会社員ではない働き方に注目してみると、実はママでフリーランスって働き方をしている人が多いということに気付きました。
フリーランスのメリットとデメリット
ママにとってフリーランスで働くことのメリットは何でしょうか?
- 仕事の種類によっては在宅またはどこででも可能。
- 子育てや家事の合間に働くことができる。
- 子どもの体調不良や家の用事に合わせて、仕事のスケジュールやボリュームを調整できる。
- 再就職のハードルがなく、気軽に始められる。
- 子どもに働く姿を見せることができる。
- 自分のやりたいことやスキルを収入に結び付けることができる。
- マーケティング力や営業力が鍛えられる。
- 成功すれば、会社員よりも稼げる。
反対にデメリットは何でしょうか?
- 自宅が仕事場になれば、オンとオフが曖昧になってしまう可能性。
- 時間管理をうまくできないと日々の子育てや家事に忙殺されてしまう。
- マーケティング力や営業力が試される。
- どのぐらいの収入が得られるかは、仕事内容やスキルによる。
- そもそも仕事にできるスキルがあるかどうかの問題。
- 雇用されているよりも安定性に欠ける。(会社員の方が社会的信用が高い)
- 自分でお金の管理をしないといけない。(稼げれば税理士さんにお願いするという手も)
思いついたものを挙げてみました。
当然、メリットもデメリットもありますよね!
デメリットの方を見てみると、フリーランスという働き方をするには全て自分で管理できるかどうかがポイントになります◎
逆にこのデメリットの部分を自分で克服できるのであれば、フリーランスという働き方はママにとってのメリットが最大限に生かされるのではないでしょうか?
個人的には必要な時に子どものそばにいてあげられる働き方は大きな魅力です!
ママこそ柔軟に生きよう!
フリーランス、会社員、パートなど働き方はいろいろありますし、専業主婦という生き方もあります。
どれがいいとか悪いとかではなく、その時の事情や人それぞれの考え方があると思います。
ママである立場から、思うようにならない経験はたくさんあります。
「働きたいけどなかなか働けない」
「子育てと両立しながらなんとか仕事ができないだろうか」
そんな風に思った時、選択肢の1つとしてフリーランスという働き方があるというのは良いことではないでしょうか。
インターネットで何かを売ってみる、ブログを書いてみる、得意なことを教えてみる、そんな一歩からでも始まりになります。
「福岡ママラボ」はそんな一歩を後押しできるような存在になりたいし、私自身もその時できる働き方を模索し柔軟に生きていきたいと思っています。