ここ数年で美容に敏感な人たちの間で大人気のシカクリーム。
みなさんは聞いたことがありますか?
正直に言うと、私は「シカクリーム」と聞いても何なのか分かりませんでした。
「シカクリーム」って何?
鹿のツノが入ってるの?
それって漢方薬じゃん!
「シカクリーム」の「シカ」は「鹿」じゃないから。
え!?そうなの?
鹿のツノでも効果ありそうじゃない?
ドウキ、イキギレ…
って、ちがーう!!
本当にこのレベル…。
私と同じように「シカクリームって何だろう?」って思っている人もいるのではと思い、「シカクリーム」について調べてみました!
シカクリームのシカとは何か?
シカクリームのシカはアルファベットでは「CICA」と書かれています。
「SIKA」じゃなくて、「CICA」なんだね。
やっぱり鹿じゃなさそう…。
だから鹿じゃないんだってば~。
「CICA」って書かれていることがポイントだね!
シカクリームのシカはツボクサ(壺草/坪草)のことで、セリ科の植物の1つです。
日本では関東以西に、海外では朝鮮、中国、熱帯アジア、南アフリカ、アメリカと広く分布し、道ばたや野原など普通に目にすることができます。※1
中国やベトナムで薬用に用いられるほか、インドの伝統医学アーユルヴェーダや欧米のハーブ医療でも長く利用されてきました。※2
(※1、※2:2021.11.1.18:03更新Wikipedia参照)
シカクリームの「CICA」は原料であるツボクサの学名「Centella asiatica(センテラ アジアチカ)」に因んでつけられているそう。(※諸説あります。)
なるほど~。
センテラアジアチカからアルファベット4文字を取って「CICA」ってなったんだね。
これでもう鹿じゃないことがわかったよね?
もちろん!
今更聞けないでいたから、よかったよ。
つまり、このツボクサから抽出された「ツボクサエキス」を含むクリームが一般的に「シカクリーム」と呼ばれています。
ツボクサの効果・効能について
ツボクサにはどのような効果効能があるでしょうか?
シカクリームの「シカ」がツボクサって植物だとは分かったけど、
どういうものなのかよくわからないよね…。
ツボクサについてはサプリメント事典を読んでみるといいよ。
ツボクサ(つぼくさ、gotu kola)
サプリメント事典
学名Centella asiatica。セリ科の多年草。ゴツコーラ、センテラアジアチカ、センテラともいう。インドの伝統医学アーユルベーダで利用されるハーブの一つ。抗酸化力が強く、美肌効果や皮膚の炎症を抑える作用がある。血行改善効果、利尿作用もあり、脚のむくみを解消する成分として使われる。塗布で、傷の治りを早める効果もある。
なるほど。
だから、美容の分野ですごく注目されているんだね!
そうそう。
それからWHOが認めているってことも注目されている理由だよ。
WHO(世界保健機関)がツボクサは21世紀の驚異的な薬草であり、”保護すべき薬用植物の中でもっとも重要のものの一つ”と発表しています。
※本ページの説明は、一般的な成分の性質を述べたものであり、特定の製品の効果・効能を表すものではありません。
シカクリーム発祥の韓国では
美容大国として有名な韓国。
韓国発祥のシカクリームは”肌再生クリーム”※3として大流行しました。
なんと、美容医療の後に処方されることもあるそう。
まだまだ日本では私のように「シカクリームって何?」と思う人も多そうですが、韓国ではそれほど生活に浸透しているクリームなんだと分かりますね。
クリームの他にも、化粧水や美容液、シートマスク、さらにはクッションファンデーション等にもツボクサエキスを含む製品があります。
自分のお肌の状態やライフスタイルに合わせて、いろいろな製品の中から選べるのがいいですね。
※3 韓国で一般的に使用されている名称です。